6月21日

最近は花の名山として有名になった早池峰山。指定駐車場があったり、携帯トイレを配っていたりと学生の頃とは隔世の感。

前夜盛岡に泊まり、レンタカーで移動。時期もピッタリで、絵に描いたような花の山旅になりました。ルートは小田越から。

 

小田越10:00-頂上12:10昼食-小田越14:50 

少しだけ樹林帯歩き、が終わるころいきなり、名前わかりません、の花が出現。

はて?何でしょう。

木がなくなりしばらくすると、出ました!ハヤチネウスユキソウ

ミヤマキンバイはいかにも高山植物らしい咲き方。

こちらは、ミヤマアズマギク。

ナンブイヌナズナとイワウメ。

”ナンブ”と付く花は、早池峰特有種が多い。 

さりげなくヒメコザクラが咲いている。右はちっちゃいけど「大」とかいてあるナマエワカリマセンの蕾

標高が上がるにつれ、コイワカガミが目立ってきた。

さらに、ヒメイチゲやショウジョウバカマ。

だんだん春の花になっていく。

有名な梯子場。

見た目ほど急じゃないけど、楽しい。

たぶんみんな写真を撮ってるだろうなぁ

岩の間に咲く、ナンブイヌナズナ?

アブラナ科の花でしょうが、名前わからない。

早池峰のシンボルっぽく撮影してみた。

エーデルワイスに一番近い花と言われているけど、むかぁしスイスで見た本物と毛の具合とか良く似てるかも。

開花直前を撮ってみた。

ミヤマオダマキ。

岩場に咲いていたのがあったので、いくつか撮ってみました。

高山植物っぽい。

お花畑にはチングルマも咲いていた。

右はミヤマアズマギク。

ヨツバシオガマもちょうどいい時期。

頂上近くにはミネザクラ。

6月の花見になりました。ただし、ビールは抜き。

登りでは気づかなかったナンブトラノオ。

ポツンと咲いていた。

樹林帯まで戻ると、ツバメオモトが咲いていた。

オサバグサはかなり多い。

そして定番、マイズルソウ。

一日中花を見ながらの山、というのはあんまりないかも、、、。

と降りてきました。

 

6月22日

翌日は八幡平

帰りの新幹線までは、まだ時間がある。八幡平なら歩く時間も少ないし、と行ってみた。こちらは北上山地と違い、まだ雪が残っていた。

それでも早速、イワナシがお出迎え。

鏡池では雪解け水が雪の上にも溜まり、ちょっと氷河っぽい色に見える。

八幡沼の山小屋に降りる斜面には一面のヒメコザクラ。

この辺りの山では一番の群生地かも。

八幡沼の畔。

あの雪の辺りを降りて来た。

近くの池塘は鏡のよう、に映る逆さミズバショウ。そこから流れ出る小沢にも咲いていた。

雪解け間もない池塘には、もうミツガシワが咲きだした。

真っ赤なショウジョウバカマとシラネアオイ。

ハクサンチドリにミヤマキンポウゲ。

 

今回は、すばらしい花の名山めぐりになりました。知ってるようで知らない花もたくさんありましたが、、、。

 

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