1982年8月17-20日

穂高屏風岩。 神戸、名古屋、東京、新潟からの友人が未明の松本に集合しました。

夏の最盛期を過ぎた岩は、、、。

横尾の手前から見た屏風岩(正確には前穂高東壁)。

神戸、名古屋、東京、新潟からそれぞれ夜行で松本に入りましたが、3:30~4:30頃にみんな到着。そんな時間に合わせられることが不思議な感じ。割り勘で行けばバス代とあまり変わらず、時間が早いし、一眠りできるとタクシーを使いました。しかし、運転手さんが話好き、上高地まで眠れませんでした、、、。上高地では、食堂が開くと同時に朝飯を食べ、ベースを置く横尾へ移動(3時間)。下見と人工登攀(A2)練習を兼ね、横尾の岩小屋まで往復した後、テント場に戻りました。

 小屋ではビールを売っています。一本500円、テント代は一張り300円、一週間分のテント代が消えました、、、。 

翌朝、というよりまだ夜中、2時半に起きだし東壁ルンゼへ向かった。しかも下部岩壁から通しで登るつもり。これは、下部岩壁を登り始めたY君(新潟から来た人)。 

 私も気持ちよく登っています。が、人数が多いせいもあり時間がかかり、下部岩壁を抜けるまで4時間もかかってしまいました。そこで、T3から、ルートを分け、そのまま東壁ルンゼ組と雲稜ルート組(我々)に分かれることにしました。

 

 

東壁ルンゼを登るT君。   →

並行で登るのも、けっこう楽しい。こういう経験はあまりないかも!

この後、順番待ちもあったり、飛んでるヘリを上から見たりして、遅々として進まず。涸沢経由横尾着は夜10:00過ぎ、小屋の売店は閉まっていて、ビールにはありつけませんでした。

そして、21日から仕事があるので、翌日私は下山。

 記録↓とルート図

8月17日 1日目

2320 新宿発

8月18日 2日目

 420 松本

 600 上高地朝飯

 730 出発

1030 横尾 BC設営

1200 発

    横尾岩小屋でA2練習

1600 横尾

2030 就寝

8月19日 3日目

 230 起床

 420 出発

 600 東壁ルンゼ下部取付

1100 T3

1200 順番待ち後雲稜取付

1420 扇岩テラス

1800 終了

2000頃 涸沢ヒュッテ

2210 BC

2330 就寝

8月20日 4日目

 830 起床

1100 O、T君は右岩壁へ

1110 横尾発

1400 上高地発

1520 松本

1557 発

2017 新宿着

 

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