6月10日
前日、仕事から帰りバタバタと出発。やっぱりスマホを忘れた。最初から車で移動中に充電しとけば、と思っても、もう遅い。
やまのこ村は、予約をしておけば夜に着いて泊まることができる。いわゆる素泊まり半泊だ。ただし、夜中動くと他の客に迷惑がかかるという理由で大部屋でなく個室。つまり個室料金が上乗せされるから、微妙なところ。
利用手順は、駐車場の「予約」の箱が置いてある場所に止め、入口に貼ってある「○○様へ」の案内に従って部屋に入って寝る。布団は使い放題。翌朝起きたら料金を払う。
ところで、この小屋は昔、小松山荘と言ってたとこだと思う。冬に氷を登りに行った帰り、お茶と野沢菜、この野沢菜は大樽から取り放題、を振舞ってくれたなぁ。体を温め水分と塩分補給、よく考えてあったかも。
6:00やまのこ村出発-6:09南沢分岐-6:18ホテイラン-7:53赤岳が見えた-8:21行者小屋-9:12第一階段-9:25第二階段-9:35地蔵尾根途中の地蔵-9:47地蔵の頭-10:25日ノ岳手前でツクモグサ-10:36日ノ岳頂上直後にツクモグサ群落-10:52強風のため戻ることにした-11:32地蔵の頭-12:25行者小屋、昼食-13:08行者小屋出発-14:26ホテイラン-14:36南沢分岐-14:42やまのこ村着
今回はスマホを充電したまま家に置き忘れたので、ログはありません。
続々と車が入ってくる音で目が覚めた。妻が作ってくれた朝ご飯を食べ、トイレを済ませ、料金を払ったりしていた。その間にも車が入ってくる。ここの管理人の女性は車が入ってくると、あっという間にその車のところへ行って料金を徴収していた。感心しながら眺めていたが、いつまでも眺めていられないので出発。6:00
すぐに北沢、南沢分岐。6:09。
ただ、まだ起きてない体、10分もかかってないとは思わなかった。
今日は南沢へ向かう。
6:18。こんな案内が出てきた。分岐からけっこう近い。
「布袋蘭の撮影推奨場所」。採るな、とか、踏むな、じゃないところがすごい。
入らないようにロープが張ってあるが、登山道のすぐそばにもけっこう咲いている。時期はピッタリ。
ホテイランがこの時期というのは知らなかったし、見るのも初めてだ。
ちょっと開けたところに出てきた。桂の芽が逆光に映える。7:37
しばらく行くと稜線まで一望できる、ハズ、、の場所に出た。今日はガスの中、手前の枯れ木が芸術品に見える。7:53
7:57。鹿がいた。
この辺り、あちこちにウンチもあったから、結構居るようだ。
8:18。稜線が見えた。
そしてすぐに行者小屋。8:21
トイレ休憩に行動食休憩。
8:41。小屋の裏手へ回り地蔵尾根へ。
看板が新しくなってる。
”Jizoone”って”ジゾーン”って読んじゃいそう。
”Jizo-one”なら”ジゾー”にはなるけど今度は”ジゾーワン”になりそう。
“トネガワリバー”タイプの書き方だから、“Jizo Ridge”がいいかも。
と、余計な事を考えていた。
敷いたわけでもないだろうけど、見た目は石畳みたい。
歩けば、石ゴロ。
日陰には雪が残ってる。ステップになってるのは、みんなが歩いた跡?
9:12。一個目の階段を登る。
阿弥陀がよく見えるところに出た。
あちこちに雪が残ってる。
阿弥陀北稜は冬に登ったなぁ。
長い階段?梯子?に出た。9:25
そして鎖場。鎖自体はあんまり使わなくても登れる。
帰りにスタスタ降りてたら、すれ違った人がびっくりしてました。
上がだいぶ近づいてきた。
9:35。途中にあるお地蔵さん。
なかなかイケメン。
そこへ妻も登ってきた。
もうすぐ稜線、の辺りから見える岩穴。
ちょっとブレてるけど。
9:47。地蔵の頭、つまり稜線に到着。
地蔵の頭の地蔵の頭。
「地蔵の頭(カシラ)」という地名にある「お地蔵さんの頭(アタマ)」を写したよ、ってことです。
途中のお地蔵さんより厳しい顔。
稜線を歩き始めたら高山植物も出てきた。
コメバツガザクラ
イワヒゲ
ここは、チョウノスケソウが咲くところだ。
赤岳との構図が良いので思い出した。
チョウノスケソウはまだ小さい葉っぱ。
そしてついに、ツクモグサ出現。10:25。
まだちょっと早いみたい。
赤岳をバックに置いてみた。
立ち入り禁止のロープが写っちゃったけど。
日ノ岳へ登ってくると
オヤマノエンドウ
チシマアマナ
ミヤマダイコンソウ
10:36。日ノ岳を越えたところに、こんなに沢山咲いていたツクモグサ。
低いので、空バックは難しい。
ちょっと離れたところに、咲く直前の花が
登山道脇をのぞき込んだら、こっち向きに咲いているツクモグサを見つけた。風が強くて、ブレっぱなし。
と、陽が出てスポットライトが当った。しかも一瞬止まった。
ちょっと遠いけど、下界をバックに。
風が益々強くなってきた。この先、三叉峰や横岳、硫黄岳手前はもっと風が強く吹くところ。ここで戻ることにした。10:52
日の岳の鎖場は鎖を使って。
地蔵に戻る手前、桜が咲いていた。
キバナシャクナゲがやっと咲き始め
地蔵の頭に戻ってきた。11:32。
背中には、くまモンのスカーフだかマントだかを身に着けていた。
地蔵尾根は行者小屋までスッキリと見える。
さあ、下ろう
行者小屋の向こう、S字が南沢。右の中山乗越を越えて赤岳鉱泉、その下、向こう側(下流)が北沢。
上から見るとよくわかるなぁ。
11:51。上から来て、最初の梯子を通過。
12:25、地蔵尾根取り付きに着いた。
結構早く着いたかも。
行者小屋でお昼だ。
食べ始めたら雨が降ってきた。この写真、大急ぎでしまってる。12:31
小屋の休憩スペースに入れてもらって、無事食べ終わった。
合羽を着て下り、新しい橋を通過。13:08だった
14:26。ホテイラン地帯を通過。
一株ずつ番号札(写してないけど)が付いていた。
一個一個付けてくのも大変だろうなぁ。
14:36。北沢、南沢分岐点を上から見ると、こんな感じ。
14:42。車を止めたやまのこ村に到着。
管理人の女性が待機していたので、ツクモグサの動画を見せてあげた。「初めて見ました」って(゚д゚)!。この時期は沢山の人が来るから、かえって見に行けないのね。
ここから車でかなりの距離を走り、山梨県上野原の秋山まで行ってから♨に入りました。