日本第二の高峰、北岳。
その頂上を支えて聳えるバットレス。岩を登って頂上に立てる気持のいいルートです。
ちなみに「バットレス」とは、建築用語で「屋根を支える胸壁」のこと。
９月１５日
福島から来た友人達と合流し、ベースとなる白根御池までの登山。
福島からの友達は前日甲府に泊り、先行する筈だった。
私は、早朝5時から仕事をやっつけ、昼頃、広河原に到着。
駐車場に停め、出発しようとしていたら、奥の方から見慣れた面々が歩いてきました。お互いの偶然に驚きながらも、無事合流して出発。今日は、ベースになる御池までの半日コース。
樹林帯の途中で鳳凰三山が望める。
つらい登りもホッと一息。
テント場は御池小屋のすぐ近く。
設営をしたとたん、、、
福島組の知り合いの山岳ガイドさん達がテントを張っていたのを発見。その隣にテントをかついで、お引越。
北岳を望みながら、宴会の始まりです。
９月１６日
バットレスを登攀し北岳頂上を経由して御池まで戻ります。さらに私はその日のうちに帰京。
天気に恵まれ、目指す四尾根が良く見える。尾根の途中で凹んでいるところがマッチ箱のコル。 (写真はこのページトップ画像と同じ)
昨晩の宴会で、ガイド組も一緒に登ることになり、大所帯になってしまった。技量のわかっている人達が大半なので、パーティ編成はすぐ決まりました。
9月も中旬というのに、ナデシコが残っています。
四尾根(ルートの名前)の取付で登攀具を身につけ、
登攀開始。
まずトップが登り、 二人がフォローする効率的な登り方にしました。
カメラも人もビレイを取って、撮ってみました。
マッチ箱ではスルスルと懸垂下降。
完登おめでとう！
互いに握手、握手。
しばらくお花畑を登り、
登りきったところが頂上、というのがこの岩場の醍醐味。
下りは浮石の多い急な道。
調子に乗って降りると危ないよ。
御池が見えてきました。
皆さんはここでもう一泊。
私と千葉から来た女性は、この後下山しました。
樹林帯で日もとっぷり暮れ、一時道を外れたことも、、、(^_^;)
その後、しっかり温泉にも入り、その日のうちに新宿まで着きました。
めでたし、めでたし、、、か？