11月15日
紅葉が終わっても今年は暖かい。大菩薩もまだ登れそう?
今日は天気が良く空気の透明度も高い。富士山を背中に登る富士見新道。その名の通り富士山がクッキリ。さらに、南アルプスも綺麗に見えた。
10:48上日川峠-11:10福ちゃん荘-11:25富士見新道出合-11:41富士見新道、旧道分岐-12:00頃独自ルートへ-12:26穴観音-12:37神成岩-12:40頃立ち話-13:37お昼-13:57 2000m地点経由下りはじめ-14:13賽の河原-14:46富士見平-14:50福ちゃん荘-15:07上日川峠
平日なのに駐車場が埋まっていた。市営駐車場手前の駐車スペースに残り1台分の余裕を見つけて、そこに止める。
トイレを済ませ、10:48、上日川峠を出発。
短いけど霜柱があった。もう、そういう季節なのね。
11:10。福ちゃん荘のベンチで行動食、水の休憩。今日は右写真中央の富士見新道を登るつもり。
富士見山荘前からは富士山がクッキリ。
お風呂屋さんの絵のようだ。
11:25。道を隔てて反対側の「賽の河原」と書かれた表示に沿って入っていく。以前は入口の左に、「落石の危険」とか「クサリを撤去した」とか、マニアを誘惑する(←ウソだよ)看板があった。
15分ほどで、マジック書きの案内板に出る。11:41。字の読める方向へ進む、という親切な書き方?だ。
ゴロタ石の中を進むこと10分くらい。読めない表示板と赤テープ、通行危険などと書いた看板が出てくる。11:52。道迷いしないようにとの配慮をしっかり感じて右折しよう。道は樅ノ木の脇を登って行く。
11:58。間もなく、「富士見新道」なる看板が初めて出てくる。登山道を示すロープに縛られて、、、。
登山道は、いったん右に大きく迂回して旧鎖場へ戻ってくる、、、のが解っていたので、
私達は直登し、12:07、簡単な岩場へ出てきた。ここは旧鎖場の左側にあたる。
順層の登りやすい岩場だ。
ビデオカメラを肩に付けて、登りながら撮ってみた。
そのまま振り返ると、大菩薩湖と富士山。
ザックにつけたままなので水平が取れてないけど、、、
足元の切れ落ちた所を抜ける。12:24
すぐ先が、穴観音。中身は何もない、んだろうか?12:26
藪を抜けて立ち上がると、
神成岩、12:38。稜線上にあるのは「雷岩」だ。
ここからの景色は素晴らしい。
ちゃんと撮った大菩薩湖と富士山。
ズームした。
富士山から右へ目を移すと、南アルプス。聖、光、赤石岳。
塩見、間ノ岳、北岳、千丈、甲斐駒、ぜぇーんぶ見える。
これを写して、神成岩の上へ回り込むと、妻がそこで出会った人と話をしていた。富士見新道の看板を見て偵察に来たらしい。私も加わり、立ち話開始。
富士見新道の情報、その方は塩見から北岳まで二泊三日で抜けたこと、槍ヶ岳、大谷ガ丸、滝子山などお互い行った山の話、それに、平日に山に来れる訳、体のこと、等々、本当に立ったまま話をしていた。
そして、「お昼は?」「まだ食べてません。」と、その場で一緒に食べることにした。13:27。
今日の新兵器は、サーモスの保温マグ。保温性が良いらしいので買ってみた。中身は写してないけどいつもの味噌汁。確かにいつまでも熱いままだった。
隣の方は、自作のアルコールランプでお湯を沸かしていた。薄いアルミカップの底とペラペラのアルミ板の風よけ、コッヘルと合わせても150g程だそうだ。しかし、火力が足らず、沸騰するほどにはならなかった。軽量化と実用性をマッチさせるのは難しい、、、。
13:57。稜線に登り、
私達は賽の河原方面へ下る。先ほどの方は、唐松尾根を下るそうなので、ここでお別れ。
福ちゃん荘の屋根が光ってる。
14:13。賽の河原から旧道へ右折。旧道は昔の青梅街道だそうだ。古い登山地図には名前が載ってるらしい。
つづら折れの道は以前より歩きやすくなったかも。
14:46。富士見平で一般登山道と合流。
このちょっと手前で、先ほど別れた方と出会った。この出合の情報と富士見新道と旧道の分岐の情報を教えてあげたので、そこまで偵察に行くそうだ。
14:50。福ちゃん荘前。妻が葉っぱの矢印で今日のルートを解説。富士見新道もそうだが、旧道も点線が消されている。今はお勧めしない、ってことだね。「賽の河原」の看板が設置されたから、旧道は今後解放されるかも。
15:07。上日川峠着。
最終バスは15:45。先ほどの方は間に合ったかな?今日帰ってから仕事だ、と言ってたけど。
車で帰る途中、登ってきたバスとすれ違った。
私達は♨へ向かう。