11月7日
1日目
宿泊地は山形県。なのに福島で降車。
「オト休(大人の休日倶楽部会員パス)」と「秘湯を守る会」を組み合わせて、紅葉と温泉の山旅に出かけました。
安達太良山に登り、山形の新高湯に泊まり、青森の蔦温泉に移動、蔦赤沼に行く、というこの組み合わせならではの計画。新高湯温泉はかなりユニーク!ここのレポートもお楽しみに。
上の写真は「乳首」と呼ばれる安達太良山の頂上を望遠で撮ったもの。
8:08東京発-9:44福島着-レンタカー-11:00奥岳リフト乗り場-11:45仙女平分岐-12:30安達太良頂上-13:00頂上発-13:45薬師岳-リフト-レンタカー-17:30新高湯温泉
福島でレンタカーに乗り換え、奥岳を目指した。
今は「奥岳」というより「安達太良高原」と呼ぶらしい(汗)。
11:00、ゴンドラに乗り、出発。
11:45仙女平分岐に到着。
ここまでは低いながら樹林帯、というより低い木立の中を歩いてきた。ここで周りが開ける。
ここで、頂上がちょっと見える。
トップ画像と同じ写真。
勢至平(の上の方)越しに矢筈の森(左側のとんがり)や鉄山(平らなところ)も望める。
わずかに紅葉の名残の赤い実がなっている。
平らな部分の真ん中にある白い点は、ゴンドラの終点。
だいぶ上まで登ってきた。
そして頂上直下。安達太良山頂のでかい表示はなぜかここにある。
12:30、乳首の部分を登り、頂上に到着。
寄りかかっている手の下にあるのが山名の案内。それを見ながら「あれが磐梯山」とか指差して。
鉄山も見下ろすような位置に。
天気がいいので、吾妻連峰までずぅーっと見渡せる。今日は行かないけど。
今日のお昼は、久しぶりのコンビニ調達。
あまり食べたことのない「きたあかりのコロッケ」サンドイッチと「会津味噌仕立て焼味噌曲がり葱」おにぎり(名前長すぎ、、、)を買ってみた。「だから何だ」と言われそうだけど、そのとおり、何でもありません。
13:00下山開始。
まっすぐゴンドラ駅には向かわず、薬師岳に寄ってみた。安達太良山から鉄山まで、午後になっても良く見えている。13:45。この後、奥岳、じゃなかった安達太良高原から車で移動。
17:30、上の地図のマーク地点にある新高湯♨に到着。安達太良の奥岳駐車場からは、一度福島方面に降り、ぐるぅっと回って米沢方面から入ってくるので、意外と時間がかかる。
ここは、「秘湯を守る会」に入っている♨。
お湯ばかりでなく、けっこう楽しめる。
部屋はシンプルなつくり。布団は最初から部屋の中に出ているが、部屋そのものは清潔で合理的。この「合理的」な部分を次々と発見!
早速、カーテンレールの部分にこんな表示を発見。
ハンガーではなく「えもん掛け」。イメージに残るかも。
浴衣の説明は浴衣が置いてある場所に、特大は175cm以上、と親切に。「えもん掛け」はカーテンレールではなく、ちゃんと掛ける場所が。
ファンヒーターが置いてあるところは畳ではなく板張り。
洗面台に使う鏡を流用し、鏡台のスペースを減らしている。
食事はいまどき珍しい部屋食。ありがたいけど、運ぶのが大変そう。地のものが多くてなかなかおいしい。もちろん、ビールと地酒も。
寝る前にひとっ風呂を、と、廊下に出ると、写真入りの案内図。
それぞれの露天風呂と利用時間などの説明に加え、
滝見露天風呂は「←三十三歩アチラ」、、、
と、「いち、にい、さん、、、」
夜の露天風呂もなかなか風情があるねぇ!
11月8日
2日目
今日は新幹線ルートで山形県-福島県-(宮城県、岩手県を通過)-青森県へと移動
朝起きると、兜山という向かいの山に朝日があたっている。少し雲があるけど、天気は良さそう。
9:45チェックアウト-12:12福島発-12:33仙台着-乗り換え12:38仙台発-14:04八戸着-レンタカー-16:20蔦温泉着-蔦七沼廻り-17:00 宿着
朝飯も部屋食。
私達にはこれで十分。
移動前にまた朝風呂に入りに行った。
昨晩は良く見えなかったので、改めて撮影してみました。
この樹齢500年という根っこ風呂とは?
縦にくりぬいた壺湯と、丸木舟みたいにくりぬいた寝湯のセット。交代しながら入ってみました。
浸かりながら周りの景色や兜山が眺められて、マッタリ。
すぐ脇には東屋になった広い露天風呂。
すぐ下には道路も覗けるけど、こちらがかなり高いので景色がいい。
ただし、風呂の底が滑りやすいので注意!
この時間から湯めぐりをする人もなく、女性専用風呂も見に行けた。覗きに行ったのではない←この部分強調。
半洞窟風呂になっていて、なかなか良い雰囲気。宿の説明書きには、「女性だから”たぬき”ではなく”たぬき露天風呂”を女性用にしただけ」とのこと。
チェックアウトして外に出たら、
送迎車のボディにホームページアドレスが、、、
on1000.jpとは
おんセンじゃぽん。
最後まで楽しませてくれた秘湯の宿でした。
そんなこんなで出発はゆっくり9:45。
このあとは一気に蔦♨
レンタカー-新幹線-レンタカーでワープ。
蔦温泉到着16:20
今日は歩いていないので、ちょっと散歩というわけで蔦七沼廻り。暗くなるとマズイので近場だけ、と、歩き出したら一周してしまいました。
ひょうたん沼まではすぐ。
ふつうは、 蔦沼-鏡沼-月沼-長沼-菅沼-瓢箪沼と右回りなので最後に見る沼。 なお、赤沼を入れて七つだけど、赤沼はここから離れているので明日ね。
鏡のような水面!
この角度だから見える光景かも。
ひょうたん沼を過ぎてしばらく、階段状の道を登る。
周りは薄暗くなってきたけど、かまわず進んだ。
この先の沼は暗くて撮影できませんでした。
そういえば、むかぁし、この辺りでオコジョを見たことがある。
宿に戻ったのは、日も
とっぷりと暮れた17:00。
夜の入口は風情があっていい。
そしてお食事。
こちらでは、食事処でいただきます。地のものを取り入れた料理。
量もちょうどいい。
泊まった部屋は、旧館の22番。開けるとすぐ蒲団。
床の間には違い棚。火の用心の札、中身は消火器?
昔の造りで、趣ある部屋。と思うのは私たちの年代、若い人達は、変なの?で終わっちゃうかも。
11月9日
3日目
蔦七沼のうち離れているのが赤沼。そこへ寄ってから家路に。
赤沼、チェックアウト、朝食の時間から逆算して朝風呂に入りにいった。帰って来たらちょうど日の出。微妙な雲が出ているけど予定通り行動開始。
7:00朝食-9:00登山口-9:30赤沼着-9:40赤沼発-10:00登山口-レンタカー-14:06八戸発-17:08東京着
一度トンネルの出口まで行ったけど、車を止めるスペースが微妙なので、Uターンしてトンネルの入り口まで戻った。こちらには何台か止められるスペースがある。登山口には写真のような案内板もある。準備をして9:00出発。
9:30、あっという間に赤沼に到着。
湖畔には恐竜のような立ち枯れた木。
JRのポスターで見た気が、、、。
回り込むと中が抜けて、向こうが見える。
自前のモデルに立ってもらいました。
湖畔に行ってみた。
不思議な格好になっているのは、雨がパラパラ降っていたので、ザックの上から雨具を羽織っているから。
南八甲田の山はガスがかかって見えないけど、向こう岸の山には薄日が差している。
ガスがちょっと晴れてきたけど、あれは乗鞍?
と、対岸から日が差してきて、
だんだんこちらへ移動してきた。
水も青さが増してる。
かなり澄んだ水。
底がきれいに見える。
雨は相変わらず降っている。座るわけにもいかず、到着から10分後、帰途についた。9:40。
登山道には太い倒木、しゃがむかどうかギリギリの高さ。
そしてあっという間に登山口10:00着。そのまま、レンタカーで八戸へ。なんとか天気がもってくれた3日間でした。