イタリアが良いかオーストラリアが良いか悩んだ末にトリノオリンピック中のイタリアへ。ただし、オリンピックには向かわず、南イタリアを中心に行くツアーを選択。 

久しぶりのお任せツアーだ。乗るのはアリタリア航空。登録しているマイレージじゃない(泣)。

雲の上に出たら富士山が見えた。飛行ルートは北へ向かうので、これ以上近づかない。

 アリタリアの機内食はけっこう豪華、というかボリュームがある。

 ローマに着く前に日が暮れる。ヨーロッパの南の方まで行くので13時間飛ぶ。

 到着が夜だったので、朝起きてから周りを撮ってみた。今日はポンペイに向かう。

 先ずは、カメオの名人。

 その手元。画面下のひび割れたのが親指だ。長年やっているので、カメオを押さえずともこういう形になっていた。

この建物にあったトイレ。我々にはわかりにくいけど、左が男性、右が女性用。

 お昼は、モッツァレラチーズとトマトのサラダに、

 ピッツァ。ナポリ系なので縁のところが厚くてモチモチしてる。

 デザートのアイスクリーム。日本だったら「スプーンは刺さないの。行儀悪いんだから、もう!」とか言われそうだけど、この形で出てきた。

 ポンペイの入り口にあったバール。ぶら下がってるレモンの大きさが凄い。このレモン、地中海側には多いそうだ。

ポンペイの遺跡に入った。ポンペイを火砕流で焼き尽くしたベスビオ火山が後ろ。雲がかかって頂上は見えない。

当時のピッツァの窯。 

アーモンドが満開だった。2月中に咲いてるのにはビックリ!

気に入ったので、後日、日本で探して、家の前に植えてしまった。咲くのは3月末。桜のちょっと前だ。 

タイルで描かれた犬。けっこう有名。

 ここからも、ベスビオ火山が望める。

遺跡は、夏暑く、冬寒い。

今頃の晴れの日溜まりがちょうどいいかも。

ここは当時のメインストリート。

犬の手前の細長い窪みが、荷車の轍だそうだ。けっこう犬もプラプラしてるので、一緒に撮ってみた。

 円形闘技場。説明を聞いていたけど、上が気になってきたので、途中で抜け出して、

上まで登ってみた。ベスビオ火山がよく見える。

 下を見下ろす。

かなりの傾斜だ。

 出口へ向かうと、ここにも遺跡らしい景色。

その後、バスは長距離、アルベロベッロまで一気に移動した。

ホテルの食事はソーセージやら骨付き肉やらの焼肉?盛り合わせ。

 翌朝、フルーツは食べ放題。野菜が少ないので、ありがたい?

 トンガリ帽子だらけのアルベロベッロの街を歩く。この屋根は石灰岩のスレートで葺いたもの。「トゥルッリ」というそうだ。

最初は実際に人が住んでる地域へ。 これが典型的な造り。一軒一軒を言う時はトゥルッロ。つまり単数形がトゥルッロ、複数形がトゥルッリ。

 煙突の上の風見鶏。煙が常に風下に流れるようにする逆流防止装置。なかなかの優れものだ。

 修理中の家もあった。基本的には石積み。昔、税金は家に対して徴収されたそうだ。住人は、それを払うのがイヤで、スレートの一枚を抜くと屋根が崩れるようにしておき、査定にきたときに崩して、「これは家じゃない」と主張したそうだ。

 この二つ続きの屋根は、トゥルッリ。

 屋根に色々な模様というか、印がある。「ブロークンハート」とか「土」とか言ってたけど、宗教的シンボルとのことで、意味はよくわからないまま。

 運転手の顔が大きく見える三輪トラックがやってきた。つまり、小さい車。

 今度は別の通りへ。

 こちらはお土産屋さんが沢山。日本語の案内もある。ん?一杯?

間違いではないけど、普通はひらがなじゃない?

 日本語は完璧、品揃えも日本人好み、日本の観光客がそれだけ来るってことね。

 タイミング良く人のいない時が撮れた。後ろにはたくさんいる。

マテーラへ移動。ここは地下一階分下がったところ。理由は後ほど。

着いて、早速昼御飯。

チキンだった。人によって大きさがバラバラだけど、私にはちょうどいいのが当たった。 

 雰囲気のある路地。注意しないとイヌのウンコがいっぱい。

 岩の上の十字架。教会なのか山頂なのか?

 いきなり峡谷に出た。写真だとわかりにくいけど、右端の門の手前のカップルがいい雰囲気。

ここは、写真のように元々は洞窟住居。これまでの建物も半分くらいは岩の中だった。ただ、家々の隙間に岩が見えないくらい漆喰で埋めたからわからなかった。

 そして一気にナポリまで移動。晩御飯は魚。

 翌日はカプリ島だ。

 小型バスで一気に高台へ。上の写真の港が下に見える港。

 自由時間があったので、3人だけで歩き出した。

こんな大きな松ぼっくりが落ちてた。

 道ですれ違ったオジサンが、「カトチャン、ペッ」をやってくれた。なんてノリのいいオッサンだ。

 マリア地蔵とでも説明すれば解りやすいだろうか?左のコイン投入口からお金を入れると、しばらく中に明かりが点く仕掛け。地元のオバチャンが入れてった。

 ある家の表札?みたいなもの。この辺り、みんな好きな絵などをタイルの表札にしている。この家は私達が目標にしていた所をそのまま使ってた。「天然のアーチ」

これがその天然アーチ。ここまで来る人はめったにいない。

 来た道、というか、路地を戻る。ずっとこんな道だった。車どころか自転車も通れない。買い物が大変そう。

 広場でお昼にした。

 いろんなサンドイッチを頼んで、シェアした。

どれも美味しい

 物欲しそうにイヌがお行儀良く座った。いつもこうやって食べ物をねだってるんだな。

来た時とは別の道を通ってみた。両側の木がなかなか良い。けど、更に狭くなる。

 こうして港に戻り、あの船でナポリへ戻る。

 帰る途中、虹が出ていた。実はその前に竜巻も見え、海は相当荒れていた。

そして、ナポリは治安が悪いそうなので、車窓観光。

街中から離れたここだけは下車観光だった。「ナポリを見て死ね」の景色だそうだ。そうかなぁ?

 卵城。土台に卵を埋めて割れたらナポリが滅びる、という話だったと思ったが忘れた。

 バンパーは隙間を空けるためにある、という使い方をして止めたんだろうか?

今日の晩御飯はシーフードと案内されていた。まさかイカリングじゃないよな、と話していたら、ナント、ナント、、、。

 ローマまで移動の日。

途中、カゼルタの王宮に寄った。

 こんなジオラマみたいのもある。

 外に出ると庭がめちゃくちゃ広い。添乗員さんに「あそこ(遠くの滝)までどれくらいかかります?」「30分くらいでしょうか」と言われ、歩き出した。

 馬車も待っている。もちろん有料。後で卒業旅行の学生が乗っていた。

 一生懸命歩いてもなかなか着かない。滝が少し大きくなったけど。

やっと半魚ドンみたいな噴水までたどり着いた。滝の所まで30分じゃとても行けないぞ。帰りの時間を考えて、ここから戻ることにした。

 建物の全容が入るところで、撮影しておいた。建物に戻った時には集合時間ギリギリ。もっとも余裕で遅れてくる輩もいたけど。

 お昼はシーフードスパゲティ。

このレストランの近くに、モッツァレラチーズのお店があったけど、一日しか持たないそうなので買わなかった。買った人もいたけど、一日で食べたんだろうか。

ローマに到着。先ずは定番、コロッセオ。外側だけ。

トレビの泉。ものすごく混んでたけど、ジワリジワリと一番前まで出て撮った。もちろん、そのために持ってきた5円玉も投げ込んだ。ただし、スリが多いので、行動は一人ずつ。

スペイン階段。ここはアイスクリーム禁止。 

夜はなんと中華。ツアーも色々と考えてるんだろうけど。

 翌日はフリータイム。朝一で食事を摂り、タクシーを飛ばした。しかし、8時半でバチカン入場の列はこのとおり。しかし、ここの開場時間だったので間もなく入れた。後から並んだ人の話では、2時間待ちだったそうだ。

長ぁい廊下の上が全部天井画とか、

 私でも何かで見たことがあるような絵がたぁくさんある。

 そしてサンピエトロ広場に歩いていった。まだ人出は少なく、観光馬車も手持ち無沙汰。しかし、入場口は長蛇の列。後で聞いた話では、意外と早く入れたらしい。将来、ローマに来たときまでの宿題だ。

 広場は白線で仕切られている。この白線が国境。

 国境をまたいでる奴。

バチカンを離れ、歩いてる途中で食べたジェラート。チョコミント味にしてみた。

 サンタンジェロ。ここは地下でどこかへ通じてるとか。それよりゲーマーに良く知られてる聖地だそうだ。何のゲームか知らないが、、。

 コロッセオにタクシーで移動し、

 今日は中まで入ってみた。当時、何万人も入るスタジアムがあったのも凄いけど、奴隷を猛獣と戦わせたというのはもっと凄い。ところで、上の写真にもあるけど、外壁の欠けた部分は、サンピエトロ寺院を造った時、材料が足りなくなり接収された部分だとのこと。バチカンの権力が一番凄いかも。

 コロッセオから凱旋門を覗き、

 昼時になったので、ピッツァ屋さんに入ってみた。

 やっぱりマルゲリータが美味しい。ローマでもナポリでも、日本のようにゴテゴテしてなくて絶対美味しいと思うぞ。

 フォロロマーノを歩き出したら雨になった。雨の遺跡もなかなかいい。

 街中を歩き、

 真実の口は大勢並んでるので、脇からカメラだけ差し入れて撮影。

その後、雨が強くなり、バールでタクシーを呼び、ホテルに帰った。晩御飯はスーパーで買い物をして、部屋で食べた。一番美味しかったかも。

そして帰りの飛行機。やっぱりアリタリアは豪華かも。ワインをつけてみました。 

眠って、御飯を食べると、猪苗代湖の近くを飛んでいた。

今回、一番楽しめたのは、最終日のフリータイム。ツアーは楽チンかも知れないけど、やっぱり私達には向かないかも。

 

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