6月4日 

30年っていろんなことがある。メンバーが増え、小さかった子供達は成長?する。一方で、親の年代は、足が、腰が、息が、、、と加齢による変化が。

ヨーロッパアルプスへ行った時は、あちこちをハイキング。移動はレンタカーだった。日本へ帰ってきても、車でアプローチして、山に登って帰りに温泉入って、、、。やってることはほぼ同じ。30年は長かったのか?

 

10:31八方台登山口-11:08中の湯跡-11:29第一展望台-12:07弘法清水分岐-12:36弘法清水-13:08頂上-13:21お昼-14:18下り始め-14:42弘法清水-15:39第二展望台-16:08中の湯跡-16:29八方台登山口

朝、福島駅に集合し、レンタカー2台に分乗。八方台の駐車場は車がい~っぱい。一台目はそこに止められたが最後の一台になった。もう一台は200mほど離れた第二駐車場に回された。登山口に再集合して10:31、出発。

若者達が最後に出発。

11:08。中の湯温泉跡に到着。

源泉がすごいボコボコ言っている。どれだけ熱いのか、と思って指先でチョンッと触ってみた。

、、、

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ぬるい。

11:17。再度歩き出してすぐ、ミツガシワの咲く池塘があった。

根元にはオタマジャクシがうじゃうじゃ。

、、、

一人が足早に立ち去った。

11:29。外輪山の縁に出た。ここは第一展望台。グランデコスキー場、西吾妻が見渡せる。

雪がないときはあんななんだ。

この後、暑い樹林帯を歩くこと30分、分岐点に着いた。12:07。

パーティーがバラけてしまったので、ここで再集合。直接弘法清水へ向かった。

12:36。弘法清水に到着。

水場は汲む人が並んでいる。我々も順番に、、、。

貴重な水場だし、おいしい。

小屋の向こうに行くと、周囲が見渡せる。左のほうには飯豊山。まだ真っ白に残っている時期なのに、今年は雪が少ない。

西大顛と西吾妻。山腹にはグランデコ。

山スキーでグランデコから西大顛に登ったり、さらに西吾妻から二十日平へ降りたりしたこともあったなぁ。

ズーッと右には、安達太良山。

沼尻側からだからイメージがだいぶ違うけど、乳首だけはわかる。

12:42。山頂に向けて出発。

ここからは一段と急登だ。

なぜか、急な坂の途中で、靴紐を直している。

今からすればこれがあの事件(このページの最後の方)の原因か?

実はそのバックは素晴らしい景色。

しばらくして、下が見えるところに出た。

水田には向こうの山が映る。

13:08。頂上三角点に着いた。ここは二等三角点だった。独立峰だから一等三角点かと思ってたら意外、、、。

西側にはここより高く見えるところに祠がある。三角点は一番高いところとは限らないからね。

そこまで行くと、猪苗代湖も見渡せる。

「ばんだいさん」だけにバンザイ\(^o^)/、、、ベタだけど。

あまりに天気がいいので、日陰を探して一段下り、木陰でお昼にした。13:21。

なんと、子供たちがコーヒーミルを担いできた。

弘法清水と挽きたての豆。おいしい。ゆったりとした贅沢な時間、、、のはずが、お腹が空いていたので、食べながら、入れながら、飲みながら。

それでも1時間近くを過ごし、ボトボチ下ろう。14:18。

バックは檜原湖。

まだ、ミネザクラも咲いていた。

撮影中に通り過ぎようとした人に「桜咲いてますよ」と知らせたらびっくりしてた。

14:42。再び弘法清水へ。

またまた、順番に水を補給。

帰りはお花畑経由で。

歩き出してすぐ、ミヤマオダマキがあった。

この近くで、ガイドに連れられた人達が、一生懸命ある花を探していた。

しかし、お花畑が終わるころ、ズダヤクシュが咲いているくらいだった。

下りなのに、なぜか登る登山道。15:29

そしてしばらくして、K田さんの登山靴の靴底がパックリと。これを書いてるときに気が付いたけど、弘法清水の上で靴ひもを締めすぎたのが原因か?単に古くなっただけだろうけど。15:35。

そのまま第二展望台に到着。15:39。

これはそこから見た銅沼(アカヌマと読む)。

と、そこに固有種の、バンダイクワガタを発見。お花畑でガイドさん達が探していたのがこれだ。

私は弘法清水小屋で密かに写真を見ていたので、すぐ解ったが、みんなは不思議そう。種明かしをして、二本突き出た雄しべがクワガタみたいだから、と解説。翌日、Sさん達が安達太良でこのガイドさん達と遭遇し、彼らもここで見ていたそうだ。世の中狭いなぁ。

しかし、登山靴の傷はさらに拡大し、治療することにした。16:02。

娘たちがテーピングテープを持ってきてた。偉いっ!

しかし、テーピングテープはガムテープ替わりに使われることとなった。かわいそう!

16:08。中の湯跡を通過。このわずかな登りがこたえる。

ここが頂上が見える最後の地点。

中の湯って結構いい立地だったかも。

私は、みんなの到着を撮るため、スピードをあげ、先に登山口に着いた。

今年は熊の被害が多い。けっこうリアルな看板だ。

万歳しながら降りてくるのかなぁ、などと考えていたら、一列縦隊で降りてきた。しかもジグザグに。16:29。

何かやりながら降りてくるパターンも変わらない。10年一日どころか30年間ずぅ~っとだ。見方を変えれば、伝統になりつつあって有り難いことなのか?、、、と。

 

このあと、携帯の電波のあるところまで乗っけて欲しい、なる方を乗せ観光案内所までお連れした。登山口から宿に電話して迎えに来てもらう予定だったそうだ。携帯って山の上は通じても下だと通じないことが多いからね。我々も、車じゃないときは注意しよう。私はというと電波を探して下山届を出した。データはかろうじて繋がったみたい。

 

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