7月15日
梅雨末期の雨は覚悟してました。結果的には登った日が前後で一番いい天気ではありましたが。
前夜中央道経由で、奥飛騨の駐車場に到着。仮眠をとり、翌朝の出発時は曇り。山の上は、、、。
ロープウェイ上9:30-西穂山荘11:30-引き返し点13:00-ロープウェイ上15:00
ロープウェイを降りて歩きだすと、鳥瞰図とやらが、、、。
しかしその後ろは真っ白。
テレビだと「晴れてればこんな景色が、、、」となるところが、そうはいかず。
そのかわり、早速花が出現。
これはハクサンイチゲ。
実は植えてあった。
しばらく歩くとこんな看板があった。
登山者は、”一般人”でないってことね。
7月の水芭蕉。
なかなか見られないかも。
ゴゼンタチバナ。
まだまだ春なのね。
7月だけど、、、。
この辺りの天気の傾向、「焼岳の煙が、、、」とともに、「朝雨と女の涙におどろくな」との教えがならんで書いてある。
書いた人は(自分の経験上)どうしても入れたかった教訓なんだろうね。
西穂山荘までの道には、いろいろな花が出てきました。
左上から順に、マイズルソウ、ショウジョウバカマ、エンレイソウ、キヌガサソウ。
山荘直下には、雪も残っている。
その周りには白い花ばかり。
ナナカマド、サンカヨウ、たぶんイワツメクサ、そして咲いてないけどコバイケイソウ。
この辺りもガスっているけど、さらに進む。
行けるとこまで、、、。
登山道の柵の陰には、シナノキンバイ。
小さな花、コケモモも。
コイワカガミ。
写真では見づらいけど、水滴に景色が映ってきれい。
ハクサン(?)シャクナゲのつぼみから、満開までそろっていた。
それぞれはそんなに離れた場所じゃないけど、日当たり、風当たりとか、微妙な温度差があるんでしょう。
尾根が急になり、独標手前のガレ場に出て来た。
風も強くなり、さらに濃くなるガス。
時計の高度修正をしてないけど、標高は2485m、時間も13時。気温も低いし、今日は降りよう。
カヤの仲間。
水滴が美しい。
ロープウェイ近くまで降りてくると、尾根の一部が見えてきた。
我々が居たところは相変わらずガスの中。
ロープウェイの下は雨も上がり、明日出直せるかも。
と思っていたが、夜半から大雨。翌朝も土砂降り。
あきらめて温泉に入り帰りました。
帰って新聞を読むと、諏訪の辺りで土砂崩れがあった。
昨日は独標手前までしか行けなかったけど、結果的には帰るのが正解でした。