11月27日
天気予報が良い時にはでかけよう。今の時期は富士山が見える山。
御坂山塊の王ヶ岳からの富士山が美しい、とネットに出ていた。しかし、調べるうちに稜線繋がりの鬼ヶ岳の手前、雪頭ヶ岳からは西湖越しの富士山が見える、と。チョット行き先を変えよう。
10:06魚眠荘入口-10:08鬼ヶ岳福登山道入り口-10:25林道終点-11:35ブナ原生林-12:13雪頭ヶ岳12:23-12:43鬼ヶ岳-12:57お昼-13:33下りはじめ-14:33鍵掛峠山頂-15:17林道-15:38駐車場着
清潔な水洗トイレがある西湖根場浜駐車場に車を止めた。準備を済ませ、道を隔てて斜め向かいにある魚眠荘前を出発。10:06
キャンプ場を過ぎ、橋を渡ったところに「登山道入り口」とあるので右折。魚眠荘からはすぐだ。10:08。
10:25。林道終点から枯れ沢を渡り登山道へ。針葉樹林帯に入り、急登が始まる。
広葉樹林帯に入ると急に暑くなった。相変わらずの急登が続き、ペースが落ちる。
11:35、「ブナ原生林」という看板が出てきた。まだまだ、先はありそうだ。
何度も何度も「これを登れば頂上かな?」。
12:13、「雪頭ヶ岳山頂」の看板に出た。山頂とあるが、一番高いところはこのすぐ上。ここは看板通り、最高の眺望だ。
それがコレ。
眼下に西湖、その向こうに遮るものがない富士山。
ズームしてみた。
10分程、眺望を楽しんで、再出発した。
そして、手から煙が出る手品、、、。
枯れたツチグリ。
ツンツンすると真ん中の穴からケムリが出てくる。
キツネノチャブクロと同じ場所から胞子を出すキノコ。
12:37。あまり急じゃないハシゴを通過。
下を見るとハシゴがなくても問題なさそうな岩だった。
そして、12:43、鬼ヶ岳到着。
この鬼は角が一本らしい。
ここからの富士山は雪頭ヶ岳の向こうだ。
その代わり、南アルプスの大展望。左はたぶん塩見、間ノ岳と北岳。右は北岳、千丈、鳳凰三山、甲斐駒。
肉眼では北アルプスもボンヤリと見えた。
さらに右には八ヶ岳。
12:57。お昼にした。
実は、すぐ後に到着した女性がいた。おにぎりや地図を持ちながらウロウロ、カメラを持ってウロウロ。いい写真を撮ろうとポイント探しに夢中らしい。私達が景色のいいところで食事をしていたので、声もかけずにすぐ脇を通ったり、すぐ前に来たり、、、。
13:33。下りはじめ。すぐロープ場だ。
このロープ、妻が「重ぉーい」(左)。綱引きロープだった(右)
途中のピークから、また富士山がよく見える。
けど、白っぽくなってきたので湿気が増えてきたかも。
この時はそう思っていたけど、PM2.5が飛んできてたのかもしれない。
傾斜は緩いけど、滑りやすそうな岩を下る。
雪頭ヶ岳への尾根が良く見えた。14:13。
とっても急なのかよくわかる。よく見ると騙されたいくつかの小ピークが見えるぜ。
ちょっとした岩場が出たので、ビデオをザックの肩に付けて登ってみた。
ホントにチョットだけの岩だった😞
14:33。下り始めてからちょうど1時間。「鍵掛峠山頂」
ン?峠の山頂?
ここからは稜線を離れて下って行く。
九十九折れの急下降が続く。
根場(ネンバ)は民宿が多いらしい。
登山道は右折するが、まだまだ、続く九十九折れ。
15:17。林道に飛び出した。木の間越しに集落が見え始める。
林道が切れると、いきなり、茅葺屋根が何軒も連なる場所に出た。「いやしの里根場」という観光施設で、境界の柵には「お金を払わない人は入っちゃだめよ」みたいなことが書いてあった。
その脇を通り、15:38、駐車場に着いた。
駐車場の向かいにはこんな案山子?が。西湖はワカサギやバス釣りで有名だから、その案内なんだろうね。
今日は、急登、急下降で結構足に来た。早速、♨へ向かおう。