5月1日
今年のGWは5月2日からが本番。ただ、渋滞も本番、、なので一日早く動いた。
天気予報は問題ない。ただ私が風邪をこじらせ、妻は負傷。問題はこちら側にあった。
4:40自宅発-8:15乗鞍高原観光センター前着-8:30乗鞍春山バス発車-9:10位ヶ原山荘着-9:28シールを付け出発-10:38位ヶ原-10:58位ヶ原上部-11:21下り始め-11:42位ヶ原急斜面-11:53ツアーコース入り口急斜面上-12:40三本滝-13:02昼飯-13:54三本滝バス停発
観光センター前発8:30の第一便に乗り、車窓から乗鞍が見えた8:41。チョーいい天気。でも、雪が少なくないか?
この始発便(GW中は7:30の便はないそうだ)に間に合わせるため、今朝は4:00起き。それでも圏央道が中央道に繋がったので、途中朝食を摂っても3時間半で到着。着いてトイレに行ってスキー靴に履き替え、列に並ぶ。余裕だ。なお、今年からバス停は駐車場の中になった。切符もそこで買える(往復¥2,500)。利用者目線で考えてくれてるのが嬉しい。そのせいか、スキーヤー、ボーダーだけでなく雪見客も多い気がする。
9:10ころ位ヶ原山荘に到着。入山届けを出し、道路を少し歩き、雪の上へ。今年は登り口の段差もなだらかにしてあった。雪見客のためだろうか。我々は、ここでシールを貼り、日焼け止めを塗り、準備完了が9:28でした。
屋根板には何人もの人が取り付いている。
早速暑い。気温は10℃以上あるだろう。私はいきなりTシャツだ。
一時間以上かけて位ヶ原の一角に出る。10:38。
やはり風邪の影響で、しょっちゅう呼吸を整えないと登れない
が、ここまで登ればやはり感激の景色。
と、横を見るとガードレールが出ている。滑る時は注意しないと、、、、直角に当たったら大怪我必至。
10:58。もう少し登った所で、例年にはない這松帯に突き当たった。
山頂へ向かうにも肩の小屋方面からは雪が切れ、大雪渓バス停近くから登るルートしか使えないようだ。
もちろんアリンコみたいに見える。私たちもその一匹一匹だけど。
アリの先頭は朝日岳と繭玉岳との鞍部に近づいている。
目を北に移すと槍や穂高が見える。
さらにその右には常念や蝶ヶ岳。
私の体調不良もあり、ここから下ることにした。11:21。
雪解けの溝がたくさんあり、妻は「穴だらけぇー」とか言いながら、滑ってきた。
傾斜が緩いところでは、溝はそれほどでもない。
やはり、例年より除雪目印のポールが高い。
11:32。位ヶ原下部のダケカンバの生えているところを抜ける。妻は、一時私を見失い、「探しながら来た」と言っていた。こんな見通しの良い林でも見失うなんてありえるんだなぁ、と次回のために自戒した(効果音:風がヒュー)。
バックは剣ヶ峰。
ホント雪解けが進んでる。例年より一ヶ月くらい進んじゃったかも(その頃来たことないけど)。間もなく途中が切れるコースも出てきそうだ。
そして位ヶ原下の急斜面に、、、。
11:42。頑張ってこの斜面もほぼ終了。
しばらくは緩斜面。
冬の厳しさが解る木も。
枝は右半分にしかないし全体が傾いている。
11:53 。今度は妻が先行。
でも、この画、日焼け対策がバッチリ、の方が目立つぞ。
ゆっくりながらも快適に滑っている。
もう、あんなところまで行ってしまった。
ところが、妻はこの後、ツアーコースの入り口急斜面で、にっちもさっちも行かなくなり、根っこに足をぶつけ打撲。結局、板を脱いで歩いて下った。
12:40。やっと三本滝ゲレンデに降りてきた。入り口急斜面がたぶん12:00ころだった。苦労してたことがわかる時間経過だ。
ここのゲレンデはまだまだ滑れるみたい。この雪景色を眺めながら、
昼食にした。13:05。食事中、板やシールは日向に干しておいた。腕時計の気温は15℃。体感的にはもっと高い。
チーズ入りのパンにソーセージ、ゆで卵、きゅうり、それにお湯を沸かしてカップヌードル。雪の上で食べる予定の献立だったけど、営業が終了したレストハウスのテラスでゆっくりと食べた。
13:54 。三本滝からバスに乗り込み、観光センター前へ。
雪見帰りのお客さんが多い。スキー板は我々のを含めても5台しか載ってなかった。
夕方、部屋から見た乗鞍。雲もほとんどない。畳平へ向かう道もはっきり見え、やはり雪が少ない。
17:47。窪みのようなところに日が沈んだ。明日も天気が良さそうだ。
5月2日
一夜明け、今日も登りに行くつもりだった。ところが妻の打撲はでっかい青タンに、私の方は朝からゴホンゴホン。朝食中にネットで調べ、急遽千畳敷に行くことにした。
行きは松本から駒ヶ根まで中央道。岡谷JCTを過ぎると反対車線は既に渋滞が始まっていた。帰りには「ココは使えないだろうなぁ」と思いながら走っていった。実際、帰りは「伊那から岡谷JCT渋滞」と出ていたので、一般道を木祖村経由で。
8:20出発-10:20菅の台駐車場着-10:45菅の台バス停発-11:27しらび平発-11:36千畳敷着-景色を眺め12:02昼食-12:30千畳敷発-13:20菅の台駐車場発-15:58市ノ瀬園地
ロープウェイを降りるとこの景色。目の前に千畳敷カールと宝剣岳。なんてお手軽な雪山なんだろう。
なお、黒川平~しらび平までは一般車通行止め。そのため、手前の菅の台からバスに乗り換え30分、しらび平~千畳敷がロープウェイ7分で到着。
カールの底には、Tバーが一本だけのかわいいスキー場。 ただ、料金的には高いかも。
菅の台からのバスとロープウェイのセットで¥3,900。これにTバーの料金¥2,500 (1日券)が加わる。
反対側には、南アルプス。
北から鋸山と甲斐駒。
仙丈、北岳と続き、
塩見、赤石岳へと続く。
こちら側から南(アルプス)を見るのは初めてかも、新鮮。
案内板にはみんなが触った甲斐駒ケ岳が光る。
富士山も描いてある。
上の画を撮った時は見えていなかったが、しばらくすると見えてきた。岡山から来た女性2人組がテンション上がりまくりだった。「だって、岡山からは見えないから、、、」、あんなちっちゃい富士山でも感激なのね。
12:02。カール側に戻りお昼。
パン、ソーセージ、キュウリと昨日忘れた梅干。それに自販機で買ったコーヒー。山の中には自販機はないから妙なところで感心した。
食べ終わると、「12:30のロープウェイの改札をします」と放送があり、直ぐに乗り込んだ。発車直後はまだこんなに雪がある。その後順調にバスに乗り継ぎ13:10ころには駐車場へ。そして駒ヶ根インターから高速に乗ると間もなく「この先渋滞中」の看板。一区間で降り、権兵衛峠経由で木祖村を抜け、奈川を通り乗鞍高原へ向かう。予想通りこちらは渋滞なし。
一度宿に戻りかけたが、水芭蕉を見に一之瀬園地に戻った。15:58。
なぜか一羽だけ鴨がいて、餌をついばんでいた。
今年の水芭蕉は時期ぴったり。
上の池には白樺が映る。
そして、ひっそりとショウジョウバカマも、、、。
今日は観光の一日でした。
5月3日
今日は帰るだけ。その前にちょっと農産物直売所へ。
中央道は午後になると上りも渋滞が始まる。だから、朝食を食べたら直ぐに出発。写真は朝の乗鞍。この二日間だけでも雪解けが進んだのがわかる。ところで、この写真下の林間の丸っこい白いところが三本滝ゲレンデ。一昨日はここまで滑ってきた。
8:20発-9:20ほりがね直売所-9:50同発-12:50自宅着
今年の乗鞍山スキーは、1日だけだった分、観光のおまけ付き、また違った雪景色も見られたね。