9月4日
今回も手に入れたオト休パス。北に向かえば、秋に近づく。はやぶさを使って新青森起点。
東京はまだまだ暑い最中、さすが青森の山、涼しくて快適。だんだん天気が良くなり、頂上からの景色は最高。 ただし、風はめちゃくちゃ強かった。
酸ヶ湯駐車場8:30ころ-仙人岱10:37-大岳山頂11:25-大岳鞍部避難小屋近くで昼ごはん12:18-上毛無岱12:50-下毛無岱13:14-酸ヶ湯14:00過ぎ
初日泊まったのは温川山荘という渓谷沿いの秘湯の宿。
網戸が戸ではなく網という、なかなか興味をそそる部屋だった(意味わかるかなぁ)。もちろん露天風呂は最高。
8:39。酸ヶ湯上の駐車場に到着。今日登る予定の八甲田大岳の頂上付近は雲の中。上は寒いかもね。
登山口は駐車場からすぐ。”温泉”とか”地獄”とか”ふかし”とか暖か系の表示がズラリ。
その看板の裏から歩き出す。
しばらく展望のない樹林帯を登ると、視界が開けた。10:06。
南八甲田の櫛ヶ峰が見える。昔、山スキーで滑った斜面は左の明るい部分。傘松峠から登ったから、結構距離があったなぁ。
右手には岩木山。こちらも、頂上左の平になるところの付け根辺りから百沢に向けて滑った。
このあたり、噴気が出ているというほどではないが、硫黄がそこここにある。ここだけ草も生えていないガラ場状態。とはいえ登山道はすぐ上の低木帯に入る。
硫黄の近くにはイオウゴケ。低木帯に入れば、ゴゼンタチバナの実、シラタマノキ、ウルイ(サワギボウシ)の花。
10:37。平らな半裸地の湿地に出てきた。
木道にはクジャクチョウがとまっている。成虫で冬越しをするこのチョウ、このあたりで越冬するんだろうか。
ここは仙人岱。踏み荒らされて裸地化したと書いてある。GW山スキーのころ、シールをつけたまま木道を歩いたのはこのあたりだったか?
ここにはおいしい水場がある。辰五郎さんが見つけたところか?
ただ、四角い井戸というか一人用の風呂桶みたいなのに水が溜めてある。でも、水そのものは冷たくておいしいし、量もそこそこ出ているので問題なし。
10:46。さて、ここからはまた登り。大岳の頂上の雲もとれていた。
10:53。ちょっと登ると小さな池が。池塘ではないけれど、水面に映る空が綺麗。
11:14。道は二つ上の写真の茶色い部分に差し掛かる。
かなりの急登!
11:25。そして頂上に到着。
雲はなく晴れわたり、周りの景色もすばらしい。
青森市、陸奥湾も望める。
しかし、風がむちゃくちゃ強く、ケルンの裏側に人が集まっていた。VTRの音声には、風の音しか入っていませんでした。
そのケルンの隙間に咲くチシマギキョウ。止った画像を探すのが大変。
11:32。とても昼ごはんが食べられる状況にないので、先を急ぐことにした。この時間はVTRの撮影時間から抜き出したもの。頂上には、それでも7分間居たのね。
これから下る毛無岱が見える。
かなり広いね。
ズームすると、木道の途中にある休憩用の場所が見える。
12:18。そして鞍部に到着。
ここを過ぎるとさすがの風も弱くなる。
そこにある避難小屋。大岳ヒュッテとも言うそうだ。
天気がいいので、外で食べることにして、風の陰を探し、
大岳を眺めながら、お昼にした。
草の部分が白っぽく見えるのは、風であおられて葉っぱの裏が見えているから。
12:50。上毛無岱に降りてきた。
振り返れば大岳。
こちらは、ロープウェイの頂上のある田茂萢岳(タモヤチダケ)方向。
ところで、田茂萢岳ってふつうは読めないよ。ひらがなでしゃべってもらえば解るけど、、、。
気持ちのいい木道を歩く。
木道の上にまで草が被っている。この辺りの草が勢いがいいのか、雪で木道が沈んだのか?いずれにしろ、人が少ないのは確か。
草紅葉も始まっている。
動画でみると風にそよいですばらしい。
13:09。上毛無岱と下毛無岱を結ぶ段差に出てきた。段差といっても標高差で40~50mはある。
下毛無岱の池塘が美しい。
池塘では、トンボが産卵中。
あと1~2ヶ月で雪が降る。この池は凍らないのかな。
13:56。酸ヶ湯が見えてきた。その上にある駐車場も見える。
ここから、急な道を下り、酸ヶ湯の建物の中と外の階段を登れば車に戻れる。普通は、酸ヶ湯で一風呂のところ、