10月29日
滝子山からの下りに使っていたずみ沢ルートは、今が紅葉の時期。ここを登って大菩薩連稜の南端、大谷ガ丸に行ってみたらどうだろう?
予報も良い。大月インターを降りてからも近い。なかなか順調だ。ただ、行動食を忘れたのでセブンで朝食がてら購入した。実はこれが今日のつまずきの始まりだった。
9:07駐車スペース出発-9:36三丈の滝下の橋-10:10大鹿山分岐(迂回路難路分岐)-10:34曲り沢峠分岐(迂回路難路合流点)-10:57曲り沢峠-11:27コンドウ丸-12:21大谷ガ丸-12:31滝子山方面へ向かう-13:39登山道へ復帰-13:53防火帯-14:11お昼-14:41下りはじめ-15:13曲り沢峠分岐(迂回路難路合流点)-15:18曲り沢峠迂回路分岐-15:31大鹿山分岐(迂回路難路分岐)-15:39沢沿い-15:54三丈の滝下の橋-16:09道証地蔵
道証地蔵の少し手前の駐車スペースに止め、真っ青な空を見上げる。
しめしめ、今日は紅葉も富士山も綺麗に見えそうだ。
9:07。準備を整え出発。
登山道へは道証地蔵から右手に下る。入口にはカウンターが設置してある。よくある光電式ではなく自分で押してねって方式、性善説が前提だ。
9:36。三丈の滝下の橋を通過。
写ってないけど、今日は水量が多め。
台風のせいか、倒木が多い。
ここは、ギリギリ足が届かないので、木に抱きついて通過。
妻は、私が通るのを見て「プーさんみたい」、、、。
10:10。大鹿山との分岐、迂回路と沢沿いの難路の分岐点でもある。曲り沢峠への分岐点はまだ上だったかも、と思ったのと、沢沿いの紅葉が綺麗かも、と、難路(右写真)へ進むことにした。結果、チョット遠回りで、つまづき二個目。
この辺り、見頃に差し掛かったとこだった。
流れと紅葉が見られる、と思ったら、まだ日が当たってなかった。
帰りに期待しよう。
10:34。迂回路と難路の合流点(左)。ここから、迂回路を少し戻り(右)曲り沢峠へと向かう。
合流点では、大鹿山への分岐点で迂回路方向へ抜かれた女性と遭遇。「途中、登山道が崩壊してました」。時間的には沢沿いのルートの方が早いようだ。
ほぼ水平な道を辿り、10:57、曲り沢峠に到着。そのまま大鹿山方面へ向かおうとする妻を呼び戻し、右折した。
赤や黄色の♪~
歌そのままの景色、カエデとカエデだけど。
11:27。突然、コンドウ丸なる所に着いた。ほぼ平らな場所で無理やり名前を付けたみたいな感じ。山梨県産の材木を使い、ニス塗りの看板が「ここがピークだ」と主張。
何度もアップダウンを繰り返し、急登をあえぎ、12:21、頂上に着いた。コンドウ丸からおよそ300mの標高差を約1時間、教科書通り、、、。
頂上からの展望はない(涙)。わずかに空いた樹間から甲斐駒や北岳が望める。
富士山も見えなくもないが、画には撮れない。
ここでお昼というのもなんだし、先へ進むことにした。12:30
この先は人通りが少ないのか、登山道がわかりづらい。
さらに、落ち葉と倒木で踏み痕が消えた。一度手前のピークに戻り、地図読みを開始。登山道があるはずの尾根を見つけ歩き出す。すると、足触りが固くなり、人が歩いた感触が出てきた。そして次のピークで表示(右写真)を発見した。13:39。ページの上の方のログで、滝子山方面へ向かう所が二俣になっているのがそれ。引き返した地点からそのまま窪地を抜け尾根に向かえば合流できたようで、2.5万図のルートから一部付け代わっていたらしい。だいぶ大きいつまづき、トータルでは3個目。
昼をだいぶ回り、シャリバテの中登ること15分。滝子山からの下りルートに合流した。13:53
あの三角山が大谷ガ丸。見た通り最後は急登。そして、あそこからここまで1時間半かかった。
14:12。とっても遅めのお昼。
お腹が空いていたので、食べ始めてから途中で気が付いて撮影。
14:41。誰も歩いていない防火帯を下る。
そういえば、曲り沢峠近くで人とすれ違って以来、誰とも合っていないなぁ。
15:13。また迂回ルートへ進む。
曲り沢峠分岐。今度は笹子駅方面へ。15:18。
迂回ルート、沢ルート分岐。15:31。
迂回ルートは、途中、木が根こそぎ倒れていて、登山道がその木をよけていた。朝会った女性はこのことを言ってたんだな。ところで、この迂回路、風化花崗岩なので乾いた場所も急で滑りやすい。迂回路の方が難しい気がする。
15:39。沢のすぐそばに出てきた。
帰りに紅葉の落ち葉と水流を撮ろうと思っていたけど、谷底はすでに日が差していない。往きはまだ日が当たっていなかったし、、、。VTRの映りも暗くなってきた。
15:54。薄暗くなった三丈の滝下の橋を通過。
そのままスタスタと歩き、16:09、道証地蔵に到着。
今日は、道迷いもあって、結構長く歩いたなぁ。登りだけでなく下りも滝子山からの下りに合流するまで、ずっと展望が無いし、アップダウンだらけのマニアックな山でした、、、。
でも、いつものやまなみ♨は17:00からの安い時間帯に入れるぞ。めでたしめでたし、、、。