9月25日
予報では午前中しか天気がもたない。朝ごはんをコンビニで食べて時間短縮。最近、イートインスペースのあるコンビニが増えて便利になった。
大月インターを降りたのが9:00ころ。時間的には大菩薩辺りに行けそうだ。そして、たまにはちょっと違った所へ、と小金沢山を目指したが、、、。
9:53駐車スペース-9:55小屋平-10:13林道-10:20付け替え登山道-10:26旧道合流-10:45富士山が見えた-10:56丸川峠-11:06天狗棚山?、お昼11:49-12:02丸川峠-12:27小ピーク-12:33林道-12:48小屋平
小屋平バス停手前の駐車スペースに車を止め、歩き出す。9:53
道路の左奥に小さく見えるのがバス停の辺り(に止めた誰かの車)。
バス停に(石丸峠入口)と丁寧に書いてある。栄和交通は登山者にやさしい。大菩薩に登りに来る人のために開設した路線だからかも知れないけど。
今は9:55。おっ!間もなくバスが到着だ。
ところで、帰りのバスは約1時間おき。以前に乗った時は、♨とセットのチケットがあった。途中下車で♨に入り、1時間後のバスに乗れる、という登山者だけでなく温泉もバス会社も喜ぶお得チケットだよ。
上日川峠(バスの終点)から来る道もここへ出てくる。
道路の向かいが登山口。ストックなどをチェックして、スタート。
入口右に溶接か何かで作った手作り感満載の看板がある。よく見ると矢印まで作ってある。手間の割には、、、(以下自粛)
登り始めてすぐ、バスが到着した音がした。それに、団体客のような話声、妻の位置からは人の姿も見えたそうだ。
結構な急登の後、10:13、上の林道に出る。
向かいには登山道付け替えのお知らせ。この看板の裏にはハシゴのように急な旧道が見えた。
私たちは250m先を目指す。
ガードレールにとまったアカタテハ。このまま来春まで越冬するんだろうな。
10:20。付け替えられた新道入口。案内も新しい。
法面の石垣は最初の段差が高い。みんな足元に目が行くので、みんなが見ないかもしれない熊出没注意もあったりして。赤い小物入れの脇に鈴をつけて対策済みですが。
10:26。小ピークを過ぎて、付け替えられた道の上の部分に到着。
小金沢山方向が開けている。ここからだと意外と近い、が、ここから登山道は大回り。どんどん遠くなっていく。
10:45。樹林帯を抜けた。富士山だ。
よく見ると頂上付近には雪がある。「初冠雪じゃない?」とか話をしていたが、甲府の気象台からは見えなかったそうだ。なので、初冠雪の発表はなし。なんでも観測する気象台から見えた時が初冠雪とのこと。だから、今日は我々だけの「初冠雪」
チマチマとしたアップダウンを繰り返し、10:56、丸川峠に着いた。
小菅に向かう牛の寝通りもこの先から分かれるみたいだ。
この辺りは笹原。雪が積もれば山スキーにはいいかもしれない。だが、木が生えないのは風が強いからか?
滑った記録をネットで調べてみたら、積雪は20~30cmらしい。無理に滑りに来る必要もないかな。
11:06。景色のいいピークに着いた。天狗棚山という名前らしい。ここからだと八ヶ岳も見えてくる。
甲斐駒もよく見える。左の鞍部が北沢峠かなぁ。
下の方には微妙な雲も出始めた。
小金沢山まではまだだいぶありそうなので、この景色を眺めながらお昼にした。後で調べたら、ここからも1時間20分程かかるらしいので正解!
食べ終わって、稜線の反対側を覗いて見た。11:49
あそこは小菅村かな。
その先には奥多摩湖も見える。
と、突然目の前の谷から雲が湧いてきた。
天気は下り坂だ。さっさと下ろう。
紅葉が始まった。
赤い実はナナカマド。間もなく葉も色づくだろう。
12:02。丸川峠に着いた。写してないけど団体さんが道端に並んで昼食中。たぶん私たちの直後にバスで来た人達だ。それにしても、道に面して食べるのって落ち着くんだろうか?最近、時々見かけるようになったけど、、、。
それはそれとして、素晴らしい景色をみながら通過。
日が差してきたので、またリンドウが開き始めた。
12:27。小ピークを通過。間もなく林道だ。
林道にはツマグロヒョウモンがいた。元々西日本までしか生息してなかったのが、東日本、それも、こんな山中にまで範囲を広げてきた。これも温暖化の影響なのかも。とは言え、遠くまで出かけなくても見られるようになったのはいいことかな。
林道からさらに登山道へ。12:33
わずかに色づき始めたカエデも。
バス通りに出てきた。終点の上日川峠へは直進、道を横切るのね。