10月19日
行った結果「途中まで」となった山は多い。しかし、今日は最初から「途中まで」でした。
今朝10:00から登山できる範囲が広がった。ならば、と言うわけではなかったけど、回復中の体力を考えて8合目まで、と計画。もともと山頂付近は立ち入り禁止なので行かなくてもいい、という軽い気持ちで行けるし。
11:20御嶽ロープウェイ-11:50登山口-12:03一の又小屋上-12:29開けてきた-12:50女人堂-昼飯-13:46下り始め-14:39下りロープウェイ
宿泊は乗鞍の近く。朝食後御嶽山に移動すれば十分遅くなり、11:20ロープウェイに乗り込んだ。
直ぐに頂上が見え、噴煙が上がるのが確認できる。
あの近くにはまだ何人かが帰れずにいる。
ロープウェイ終点ではスマホで入山届け。やり方に手間取り、11:50、入山情報の看板前に着いた。
右上の赤い字のところが今日から変わった部分。9合目先と別ルートは8合目から千m先は行けない。
ルート図にも書いてある。女人堂から頂上方向は9合目の小屋の辺り、三の池方向は×印まで、らしい。
「登山道」の看板横から歩き出す。この先しばらくはチップを敷き詰めた樹林帯の遊歩道になっている。残念ながら周遊路ではなく「行って来い」の路。
一の又小屋を過ぎ、本格的な登りになる。足元にはゴゼンタチバナの実が。12:03
ずっと樹林帯を登って来たが、ガマズミの実が青空に映えるようになると、
周囲が開けてくる。12:29
青空バックのダケカンバが眩しいくらいだ。このダケカンバ、木肌が白い。冬の風が強いんだな。
12:57。八合目に到着。火山灰がだいぶ出てきた。
道端にナイロンが溶けたような塊が落ちていた。青いのはシートの名残?
乗鞍の方には雲がかかりだした。
新しい鳥居と坐像がある。横に回ると、今年の8月の日付があった。
時間的なこともあり、今日はここまでとし、ここで黙祷した。
左へ振ると頂上方向が望める。
左の白いのが噴煙。
ズームすると、頂上の鳥居や山小屋らしき建物も見える。判り難いけど画面右端の山小屋から冬支度のトンカチの音が聞こえてきた。やっと今日、行けるようになったのに。
食事中、地震計を設置する会社の若い人と話ができた。地震計データを送る無線のチェックに登ってきたそうだ。来週は東北の山に行く、と話してくれた。山に登れる時期はもういくらもないはず。私達も下ろう。13:46
14:00 。間もなく樹林帯。
冬支度準備中の一の又小屋の脇に御嶽山神社があり、寄ってみると、少彦名命(すくなひこなのみこと)も奉ってあり「病難を癒す」とのこと。これからの健康をお願いしてロープウェイへ向かった。
14:39。ロープウェイから乗鞍を見ながら帰途についた。と、下山届けを出すのを忘れていたので、ロープウェイの中から送信。「下山届けとして出すもんだ」、と思っていたので、その項目を探せず、現在地を二度送信してしまった。記録上は凄いスピードで歩いていたかも、、、。