4月12日
年に一度、早春にしか登場しない春の女神、ギフチョウ。成虫の寿命は2週間ほど。オスは成熟してメスを待つため、一週間ほど早く羽化してくる。だから、羽化が多少バラけても、姿が見られるのは、最大で1ヶ月くらい。
ここ石砂山(イシザレヤマ)は、放蝶で亜種が入り乱れているといわれるが、確実にギフチョウが見られる場所として有名な場所だ。今日は、頂上ではなく、隠れたスポットに行ってみた。公開したルートを辿れば、それぞれのスポットに行けるけど、辺りを踏み荒らす、卵を持ち帰る、食草のカンアオイを採る等々は、絶対にしないで下さいね。
牧馬(マキメ)峠9:53-温度計(女神スポットその1)10:12-産卵スポット10:37-女神スポットその210:48-尾根分岐に戻る11:22-立寄ったピーク11:34-牧馬峠11:47
女神様は、10時から12時頃が活発な時間帯。だから、歩き出しは10時近く。朝ご飯を食べてからでも間に合うのでラクチンだね。
頂上へ向かうルートから外れてしばらく、女神スポットその1に到着。10:12。これは、有志の方(たぶん)が設置してくれた温度計。ギフチョウは12℃を越えると出てくる。今日は、16℃、温度的には充分だけど、私が来た時期が遅いのか見当たらず。
しばらく進み、例年どおりの産卵スポットに着く。10:37。真珠みたいな卵。
姿を探しながらピーク近く(女神スポットその2)まで戻ると、近くにとまってくれた。10:48
後翅のオレンジ部分が切れてなくなっちゃった古めの個体だ。
その1でしばらく留まったが、女神さまは通過してばかり。そのまま尾根へ上がり、往きに尾根から分かれた分岐点に戻る。11:22
ミヤマセセリもそこここにいるけど、とまると地面に似ててよくわからない
ミツバツツジがきれいだ。
途中のピークへ寄り道した。綺麗な個体が待っててくれた。11:34。飛んでもすぐにとまり、女神と一対一の撮影会だ。
登山道へ戻ると、立派なフデリンドウがあった。
こちらはヤマツツジ