10月13日
森吉に登る予定の日が初冠雪。急遽予定変更。
前日、盛岡に用事があり、夜は繋温泉でクラス会。せっかくの連休なので、それにくっつけて紅葉の森吉山を登ろうと計画していたが、、、。
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朝、雲の切れ間から見えた岩手山は初冠雪。秋田県方向は厚い雲。岩手県側の方が天気が良さそうなので、6月にも来た三ツ石に変更した。奥産道ゲート近くは、紅葉の始まり。
前回よりも車が多い。それに、車から出ると結構寒い。ジャケットのフードをかぶり出発だ。
例のゲートを通過し、
しばし、舗装道路を歩く。前回は新緑に近い緑。今回は、紅葉にとだいぶ変わってるなぁ。
途中、乳頭山が見える。岩手側からは烏帽子岳と呼ばれ、なるほど烏帽子だ。ここから見えたのは初めて。
そして、登山道へ入る。
すぐに、三石と滝ノ上との分岐点。
一段登ると、紅葉がきれいになってきた。
乳頭近くも草紅葉。
ただ、今年は夏が暑く長かったので、紅葉の不作(という表現があるかは知らない)、全体的にはイマイチ。
ところが、三ツ石小屋に着く2~3分前から、雨が降り出し、大急ぎで小屋に駆け込んだ。
これは、その時の窓越しの景色。
ずうっと降りっぱなしではなく、時折太陽も顔を出す、というような天気。池塘に反射して綺麗!
頂上付近は、ガスに覆われている。わずかに見えてもこのくらい。風も強いし、今回も頂上はパス。
しばらくしたら小屋の周りは晴れてきた。池の風景も6月とは全然違う。
赤い実もなり、秋の風情。
ひしゃくがステンレス製だというので有名な水場。ひしゃくはプラスチック製に変わり、水を貯める方がステンレス製の寸胴に変わっていた。ステンレスにはこだわっているのかな?水は冷たくて美味しい。
日が出て暖かくなったので歩きやすい。
もうすぐ樹林帯だ。
もう紅葉が終わりかけのところもある。
そして舗装道路に到着。
アカタテハが日向ぼっこしている。このチョウは成虫で越冬するから、大変だなぁ。
ゲートに着いた。
その後、車で3時間。今日の宿、杣温泉に到着。網張から雫石、田沢湖から秋田内陸縦貫鉄道沿いの道を通るので時間がかかる。
橋の下には岩魚のいそうな川。
と思っていたら、岩魚は宿の前のいけす(池?)に泳いでいて、晩御飯に塩焼きになって出てきた。
ここの料理、ほとんどが宿のご主人が調達したもの。刺身は鯉の洗い。
鍋はきりたんぽ。山菜は根曲がり竹の筍、ウド、蕗、自前調達のきのこ。そのほかに鯉こくも出た。
山の中の料理のオンパレード。せっかく山の中に来たんだから、これには大満足でした。
その晩は、けっこう冷えた。でも、そこは温泉、寝る前にも朝にも入ってぬくぬく。
10月14日
翌朝、車からは湯気が立っている。
宿のご主人は、ザック姿で出かけていった。今晩のきのこでも採りに行ったんだろうか?
出発する時、温度計は7℃。寒いわけだ。
宿の目の前には夫婦杉なる大木がある。
見上げると、首が痛くなるくらい。
杣神水という湧き水もある。
確かにおいしい水だ。
ところで、活性水素、って?
(健康ブームに乗って書いたんだな)
まっすぐ盛岡に向かうのも芸がないので、鹿角へ抜け、八幡平経由で帰ることにした。
八幡平まで来ると、岩手山が綺麗に見える。
その右には、前に行ったことのあるモッコ岳。
遠くには、雪をかぶった鳥海山まで見える。
どうも、昨日だけが天気が悪かったようだ。普段の行いに問題はない(と断言する私)。天気のタイミングが合わないときもあるさ。