GWを利用すれば営業日は減らない。それに、外国は休みではないので研修ができる。おまけに、ご褒美が絶景続き。
この写真は外洋から200km程入ったフィヨルドの奥。水面が鏡のような海。
ルートは下の地図。コペンハーゲンに着いて、スウェーデンの会社で研修。その後ノルウェー、フランスと周り帰国した。
全国各地から集合のため、成田では前泊。
結団式の後、今日の部屋は空港が見える側だった。
翌朝はホテルのバスで空港へ。乗るのはSK984。コペンハーゲンへの直行便だ。定刻11:45発。
スカンジナビア航空の機体。まだ新しい。定刻にゲートを出たけど、滑走路の前で順番待ち。実際に飛んだのは12:30頃だった。
そして一食目。時間は13:30頃。遅めの昼ごはんだ。ご飯とパンがセットで出てきた。アルコールは一杯目はタダ。なので、ビールを頼んでみました。
窓の外はまだ日本。これは早池峰山?
後で調べたら飛行ルートは日本を縦断してからシベリアに向かうルートと新潟辺りを横切りシベリアに向かうルートと二つあるみたい。今日は前者だ。
GPSの画面では北極海の近く。ただ、都市名は何も表示されてない。ほとんど人が居ない、ってことね。
下を見ると、真白き大地が延々と続く。5月はまだまだ冬だ。
2食目は軽め。海苔巻きとハンバーガーにフルーツという微妙な組み合わせ。
ところで昔、飛行機の食事は現地時間に合わせているとみんなで噂していた。実際はそんなことはなく、水平飛行に移って一時間くらい後と降りる一時間半くらい前に出してるだけ。
スウェーデン上空。だいぶ地面が近づいてきた。ロシア上空と違い、畑や家が見えてホッとする。
デンマークからスウェーデンに渡るオーレスン橋。アクアラインと同じように最初はトンネル、後半が橋で超える。この橋のおかげでスウェーデン側からコペンに通勤する人が増えたそうだ。
迎えのバスはそのまま今日の宿泊地のホテルへ。マルグレテトロップス・ゲスト、、、(読めない)。
なかなか趣のあるホテル。それもそのはず、昔、お姫様が旅行する時に休みたい所に造らせた建物が前身だとか。
レセプションの入り口。青い扉は自動ドア。意外に進んでる。右手の花は、コブシ。
泊まった部屋はツイン、、、だけど、ベッドがこの配置。ここに男二人で寝た。しかもイビキ付き。
それ以外はなかなかシックで落ち着く。
敷地内にあったアンズの花。
裏庭にはニリンソウ
静かな鏡のような池
近くの草地。芽吹いたばかりの牧草が目にやさしい。
ホテルの中庭。
池の縁にはリュウキンカ。
こんなホテルの会議室で研修。内容は秘密、って仕事関係だから省略です。
昼食はスモーガスボード。日本で言うバイキングだけど、出ているものは地のもの。
午後は会社見学と研修。会社は向こうの林の中にある。
その後、スウェーデン側のヘルシンボー からデンマーク側のヘルシンゴーへフェリーで渡る。30分。国際フェリーなので、15分だけ免税店が開く。地元の人々は酒を仕入れたりするようだ。
クロンボー城 が見えると到着だ。
ちょっとお城の入口まで寄り道。オフェーリアの張りぼてがある。よく見ると○首がテッカテカ。考えるイタズラは一緒ってことだね。
コペンに着いた。アンデルセンが眺めているのは、
チボリ公園。
倉敷のではなく、本物だ。
今日は、その中のレストランで晩御飯。 食べたのはシャケだけど。
翌日は、コペンハーゲン市内視察(研修中なので観光という名目ではない)。
クリスチャンスボー宮殿の馬場では馬車を引く調教中?
今日は日曜日なので、近くでフリマをやっていた。
後で自宅用の土産を買いに行った。
こちらは手芸などの絵柄で有名なニューハウン。
こちらは実際に王族が住むアマリエンボー城。屋根に旗が挙がっていると在宅、なければ不在。今日はお出かけの様子。
バスを止めてあった駐車場の裏では、オランダの軍艦がUターン中。なかなか見られない角度だ。
有名な人魚姫。手前の娘達の方がかわいいかも!?
そしてローゼンボー離宮へ。
ここの衛兵は本気だ、、、かどうか知らないが、迷彩服に銃。
中は宝物だらけ。
金の拍車に、
絶対君主時代の王冠。やりたい放題なので上が開いてる。
こちらは立憲君主制の王冠。憲法で頭を抑えられている。
と、近くに居たガイドさんが説明してた。
港には唇と目がある客船が停まってた。
私達が乗るのはこちらだ。船室部分が10階くら
いある大きな船。今日はこれでノルウェーのオスロへ向かう。16:00発、翌朝9:00着。
船室はソファーベッド二つのツイン。
部屋の隅にはこじんまりとしたシャワーとトイレ付き。
翌朝、 GPS画面でオスロに近づくと、
いかにも北欧らしい家が並んでいる。
オスロ駅。
このトラはなんだ?
ベルゲン行き10:35発。
ノルウェー国鉄の路線図。ベルゲンは左の端。今日は手前のミュルダルからフロムへ向かう。
車両にもベルゲン。
こんな 機関車で引いて行く。
車内で出たお弁当。少し食べちゃったけど、、、。
一番標高の高いスキセルの駅。1222m。
車窓はまだ冬景色。
そしてミュルダルでフロム鉄道に乗り換える。
出発してすぐのヒョースの滝で、みんなが写真を撮る5分間だけの停車。
この水はしばらく下で岩穴に吸い込まれていく。
どこに、、、?
約標高差800mを下りフロム駅へ。
今日はここのフレトハイムホテルにお泊まり。
窓からの景色も素晴らしい!
ここで晩御飯を食べ、誰かの部屋で軽く二次会。
フィヨルドは海なのでこんなに大きい船も入ってくる。ただし外洋からは200kmもある。
てっきりこの船に乗るんだと思っていたら、
案内されたのはこちら。比べると貧弱に見えるけど、普通の観光船だ。
フロムを出航。昨日はこの山の後ろ辺りから下ってきた。
晴れ間も出てきた。青空や雲が水面に映って美しい。
エサをくわえたままカモメが屋根に降りてきた。
フィヨルドの側壁から500mも落ちてくるサーグ滝。
グドバンゲンに近づくと、水面が鏡のようだ。
グドバンゲンからはバスで移動。急な坂の車窓から見えたスタルハイム滝。
絵葉書でも有名なスタルハイム渓谷。
このスタルハイムホテルで、昼食をとり、
VOSの町で休憩後、
ベルゲンに到着。噴水のある池の畔からフロイエン山を撮ってみた。北欧のイメージピッタリ。脇には八重桜が咲いている(写真の左の方)。実はここ、翌年も1日違いで訪れた。同じアングルはコチラ。
ここのホテルの部屋は異常に広かった。ツインベッドなどの奥に6人掛けのテーブルと椅子さらに窓際にソファー。当然二次会部屋に、、、。
市内視察をしながら晩御飯に向かう。ここは世界遺産、ブリッゲン。昔、干しダラの取引で使われた木造の建物。
今はほとんどがお土産屋さん。この入口の扉、傾いてるぞ。
間の通路も板敷き。建物も傾いている。途中、三角に突き出ているのは手動の クレーン。
今日の晩御飯はその一角のレストランで。
建物が傾いていれば、当然テーブルも傾く。となれば、お皿のソースも片寄る、と。
翌日は、オスロ経由でパリへ。
偶然、自分達の荷物が、、、。私のはオレンジ。
オスロへ向かう途中。まだまだ山は真っ白だ。
こちらはパリ近郊。菜の花畑が綺麗。こんなにも季節が違うものか。
シャルルドゴール空港に到着。ここの空港は迷いやすいと言われているが、確かにわかりにくい。ただ、迷うのは人だけではないそうだ。世界で一番ロストバゲージが多い空港。幸い、私達は人も荷物も迷子にならに済んだ。
当時、日本には飛んできてなかったエミレーツ航空のCAに遭遇。珍しいから撮ってみました。
ホテルへ向かう途中市内視察。
先ずはエッフェル塔。
近くには桐の花も咲いている。
やっぱり北欧とは季節感が違うなぁ。
パリのゼロ起点。みんな踏むのでツルツルだ。
パリ創生期の中心、ノートルダム寺院。
ホテルの部屋はこんな感じ。ベルゲンの部屋が広すぎたので、、狭く見えるけど、これで普通。
翌日はルーブル美術館。人がたくさん。
壁画や天井画が凄い。
ただし、スリに注意と何度も放送していた。こうやって写真を撮っていると脇が甘くなるから。
マリーアントワネットのベッド。
左下には夜這い用の通路があるんだけど、目立ち過ぎだったような、。
庭は幾何学模様。天使が覗く水瓶に、今、雨が降り始めた。
フリータイムは全くのプライベートタイムだった。タクシーに乗ってみた。パリの道路は分かり難い。放射状の道の組み合わせなので、画面左下に行くために上方向に進んでるというナビ画面。
エッフェル塔を真下から。
東京タワーのように真ん中に建物やエレベーターがないので、この画が撮れる。エレベーターは足に沿って斜めに昇る。どこもめちゃ混みなので階段を使った。確か700段くらいあったような、、、。
展望台からの眺め。パリに着いた時に見たのは反対方向からだ。
展望台にいる間に夕立みたいな雨と風。塔はけっこう揺れた。下を見ると、塔の真ん中だけが濡れてない。
夜はセーヌ川クルーズ。
操縦席が見える。
日本の屋形船みたいに停まることはなく、上流、下流を行ったり来たり。
メインは、ビーフのパイ包み。
ちゃんとしたコースなので、前菜が出てから、ここまで2時間くらいかかった。食事前より腹が減ったような、、、。
これは元祖自由の女神。ニューヨークのが有名だけど、あっちはアメリカの独立記念にフランスが送ったもの。
定時になると、エッフェル塔にフラッシュライトが点く。
船着場のマロニエにもフラッシュライト。
翌日はひたすら帰り。パリからコペンに飛び、
コペンの空港で食べたオープンサンド。 フライの下にパンがある。
飛行機は、成田へ向かう準備中。
一食目はワインをつけてみた。
飛行中は一番暗い時でもこれくらい。
一眠りしてもまだまだ長かったロシア上空も、
そろそろ終わり、